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総合診療医

川島 実 先生

地方でのライフスタイル

「地方で働く」から見えるもの 

川島 実 先生

都市から地方へ―地方で働くやりがい・意味

僕が地方に関わりを続けるのは、地域に必要とされているのを感じるからです。 医者が少ない地域=医師が必要とされているのもあると思いますが、人として大事にされ、毎回“よく来たね感”を地域の人から感じます。僕も地方で勤務の傍、農業に取り組んだり地元の人と食事をしたりして、歓迎されているのと同じように交流を大事にしていますが、お互い様だと思います。それで、モチベーションがあがったり、自宅と1000km離れていても普段から気になったりと“繋がり”を感じます。

川島 実 先生

チーム医療から見えるもの

主治医制のように同じ病院、診療所に決まった医者がいた方がいいという意見もありますが、私は主治医制で疲弊していく医者を見ているとどこか疑問に感じるところがあります。チーム医療が病院であるように、地域でも必要です。僕みたいに週1回の働き方ができるのも、やまとのチームで診療を支える仕組みがあるからで、これがチーム医療だと思います。患者の情報を看護師さん達が全て把握して診療同行でサポートしてくれるし、複数の医師にいつでも相談でき、クラウドでお互いのカルテ情報を確認することができます。またエビデンス、ガイドラインの診療でも、在宅診療における自宅での抗生剤の使用期間など地方ルールもたくさんあって面白いです。逆に、地域の人たちや関わる医療者にとっても外部からの医者が来ると刺激になり、一つの所にいると慣れが生じてしまいますが、複数の場所で働くことである程度緊張感を維持できるのではないかなと思います。“奈良ではこの先生がこう言っている”そういう口承文学的な医療は意外に意味があると思います。循環する働き方は移動が好きな人向きだとは思いますが、新幹線の移動が気分転換になっているから続けられ所もあります。一東北の田舎の風景にはハッとさせられることも多く。日本人の原風景に出会えると思います。

PROFILE

川島 実 先生

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総合診療医

川島 実 先生

京都大学医学部医学科卒業。在学中にプロボクサーデビューし西日本新人王(ウェルター級)に輝く。29歳でボクシング引退後、自給自足生活を求めて奈良へ移住。奈良→京都→沖縄→山形の病院で医療経験を積み。震災直後から、 山形から宮城県気仙沼市立本吉病院へボランティアとして通う。2011年10月同病院の院長に就任。2014年3月、同病院を退職し、現在はフリー。