患者さんの暮らす地域も診るCommunitycare
地域と連携し支える「全員参加型医療」の実現
要介護状態となっても「住み慣れた地域でその人らしく暮らす」ことは、医師の診療だけでは成しえません。医師の診療以外にも多様なチームから幅広いサポートが受けられることが重要です。
私たちは「全員参加型医療(Open Medical Community)」を理念に掲げ、地域が一体となって一人ひとりを支える風土・体制づくりのお手伝いも、医師の重要な役割と考え活動しています。
具体的には、地域の医療・介護・福祉職の方、地域住民の方と医療について語り合う「OMC勉強会」の開催や周辺自治体開催の地域包括ケア会議や法人会の活動への参加など、地域に根差し、顔の見えるネットワークのハブとなることを大切にしています。また、地域の事業所への医療用SNSの活用推進など、フラットでシームレスな情報共有の環境を整える活動も行っています。
患者個人の困りごとから、地域全体の困りごとへ。地域に頼られる医療機関の姿を追求すれば、それは、必然的にまちづくりへと繋がります。目の前の患者さんだけではなく、地域全体の不安とも向き合う医師を「やまとプロジェクト」は応援します。