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やまとの地域ケア

地域で医療を行うことは
診察室で行うこととどう違うか

地域で医療に向き合った時、あなたが診るのは、病気ではなく、患者さんの生き方や、家族そして、暮らしそのものになります。病気を治療するだけではなく、その人の生きる目標と向き合う。寿命を延ばせない中で、いかに幸せに生きられるか一緒に考える。それが私たちが地域の医療で行っていることです。

MEDICAL TEAM

地域で頼られる医療チームを目指す

診療

在宅診療の一番の特徴は、診療現場が患者さんのホームであることです。診察室で日頃の様子を尋ねるのとは違い、医療者自身の目で患者さんの生活環境を見ることができるため、医療者としての正解と患者さんやご家族の希望との違いにも気づくことができます。
どのように暮らしたいか。どのように生き終えたいか。患者さん一人ひとりの希望に寄り添ったケアをすることで、療養生活を支えるご家族のこともケアすることができる。地域で暮らす人を支えることも、地域の活気に繋がると考えています。

多職種連携への取り組み

地域の医療・介護・福祉職の方にも参加していただく「Open Medical Community(OMC勉強会)」の開催や、周辺自治体開催の地域包括ケア会議への参加のほか、地域の事業所に医療用SNSの活用を推進し、シームレスな情報共有の環境を整える活動も行っています。
また、医療職やコメディカルの方の独立起業を支援したり、在宅医療の研修の場として活用いただいたりしています。

全員参加型医療の推進

患者様やご家族、地域住民の方も含めた「全員参加型医療」を目指しています。登米では、そのきっかけとなる場としてcoFFee doctorsというカフェを運営したり、診療所内に暮らしの保健室を開設し、医師を含めた医療・介護・福祉職のスタッフが住民参加型のセミナーや健康・介護の相談会を開いています。

地域包括ケアアドバイザー

2015年4月より登米市の地域包括ケア推進アドバイザーとして活動しています。医療職や介護職、福祉職の方々が集まる場を設け、そこで出された声を集約し、政策へ繋げていただけるよう、在宅診療医の立場から行政にアドバイスをしています。