
やまとの働き方
チームとして実現する地域ケア
医者が為すべきことを、地方で孤軍奮闘することが、あるべき姿とは私たちは考えません。
同じ志を持つ医者らがチームとなり地域で医療を行う、それが現代の赤ひげの姿だと思います。
やまとの医療体制
医師体制
各診療所ともに、複数の常勤医師と多数の非常勤医師が在籍しています。
医師は、家庭医、総合診療医、外科医、内科医、老年科医、小児科医、整形外科医、皮膚科医などさまざまです。チーム制で診療を行い、同じ医師が同じ患者さんを担当するのではなく総合診療をベースに患者さんの主病や状態に応じて専門科の医師からコンサルを受けながら、全員で診療しています。
診療チーム
医師・看護師・診療アシスタントの3名1組で患者さんを訪問しています。
診察・治療に必要な物品の準備、運転、現場でのカルテ入力は診療アシスタントが、バイタルチェック・処置の多くは看護師が行いますので、医師は診療に集中できます。移動の車中では、これから訪問する患者さんのカルテを確認しながら、看護師からの申し送りを受けます。


循環型ライフスタイル
一人ひとりのライフスタイルに合わせ、働き方をデザインする
地方での地域医療に興味を持ちながら、家族の事情や自身のキャリアへの不安などから断念する医師は少なくありません。やまとでなら、移住しなくても、都市部で暮らしながら地方で働く生活がかないます。
現在、宮城で勤務する医師の多くは、東京との2拠点生活、もしくは仙台から通勤しています。


大藏 暢先生の場合(1週間のスケジュール)

やまと在宅診療所 大崎
院長
大藏 暢
居住地:東京都
家族構成:妻、子ども2名
年齢:49歳
専門科目:老年科
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- 月-金:宮城
- やまと在宅診療所 大崎で勤務しています。平日はホテル生活です。
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- 土-日:東京
- 毎週金曜の勤務を終えると家族の居る都内へ帰り、週末は自宅で家族と過ごします
川島 実先生の場合(1週間のスケジュール)

やまと在宅診療所 一関
川島 実
居住地:宮城県
家族構成:独り暮らし
年齢:46歳
専門診療:総合診療医
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- 月‐火:宮城
- 「やまと在宅診療所 登米」で勤務しています。気仙沼市内に家を借りています。
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- 水‐金:岩手
- 「やまと在宅診療所 一関」で勤務しています。
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- 土日:宮城
- ライフワークである稲作や趣味の山登りをしています。
働きやすい環境
徹底的なタスクシフトを行っています
患者・家族の情報共有や外部への連絡連携、診療補助は看護師が、物品の準備・運転・現場でのカルテ代行入力は診療アシスタントが行いますので、医師は診療に集中できます。
医師の「やりたい」を実現するスタッフがいます
地域づくりや多職種連携イベントの企画や運営、講演会やインタビュー等の依頼に関する外部機関との調整・スケジュール管理など、医師の取り組みをサポートするスタッフがいます。
ICTの活用
医師・看護師・診療アシスタント全員に一人一台のiPadを貸与。
診療所の電子カルテはモバカル、診療所外を含む多職種連携にはMedical care station(MCS)などを利用しています。