患者さんの
人生そのものを診るLifecare

診察室で日頃の様子を聴くのとは違い、地域医療、特に在宅医療では患者さんの生活環境をありのままに見ることができます。
患者さんの生き方や家族関係、生活空間など暮らしそのものに触れることで医療的な正解と患者さんやご家族の希望との違いにも気づくことができます。

患者さんが普段過ごしている空間で、五感を研ぎ澄ませ、知って、感じて、動く。その人がどう生きたいか。どのように暮らしたいか。どのように生き終えたいか。
患者さん一人ひとりの希望に寄り添い、療養生活を支えるご家族のことも思いやりながらケアすることができる。
病気を治療するだけではなく、その人の生きる目標と向き合うことができる。寿命を延ばせない中で、いかに幸せに生きられるか一緒に考えることができる。

私たちは、住み慣れた家だからできる医療があると考えています。地域で、在宅で医療に向き合った時にあなたが診るのは、病気ではなく、患者さんの生き方や家族、暮らしや人生そのものになるのです。